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さて突然のスケジュール延期から本日Game6開催と相成りました。

コロナでの中断、人種差別問題による中断、二回の中断を経てそれでも再開となった今シーズン、まさに未曾有も未曾有かと思います。


ジャズとナゲッツの勝負に関しては、先日の延期によって流れがリセットされたと考えて良いのではないでしょうか?

ジャズが現在3勝2敗である、という結果のみが存在しているのかなと思います。

何とかあと1勝をもぎ取って欲しいという願望を持ちながら見守るしかないですね。


というわけでどういう展開になるでありましょうか、Game6!?


ジャズのスターターはコンリー、ミッチェル、ロイス、イングルス、ゴベールとなります。

ナゲッツはマレー、モリス、グラント、ミルサップ、ヨキッチとこちらも前試合と変わらずです。



さあ参りましょう1Q、まずはゴベールが得点しGame6始まりです。
続いてミッチェルのスリーに対してミルサップがスリーを返します。
出だしからショットを落とさない両チーム、こりゃあ今日も厳しくなりそう。
ゴベールand1、ファウルゲットはおいしい!
そしてミッチェルが再度スリー、残り9分6秒に8-15とジャズ7点リードでナゲッツがタイムアウトです。
明けてクラークソンがコートへ、コンリーパパがスリーと実に良好ですぞ。
更にゴールへアタックして得点をもぎ取るクラークソン、今日で決めてやる精神が伝わります。
残り5分を切ってナゲッツはハリスがこのプレイオフ初出場します。
意に介さないニヤング、スリーをお見舞い!
しかしマレーにスリーを返された残り3分ジャスト、21-28とジャズ7点リードでタイムアウトを要求。
2ndユニットのメンツとなったジャズにマレーが襲いかかりますが、やり返す頼もしさ!
モーガンも残り50秒のタイミングで登場、コンリーがスリーを追加します。
30-36とジャズ6点リードで1Q終了となります。


ジャズのFG63.6%、3P5/8の62.5%、TOはゼロ!
ナゲッツはFG62.5%、3P4/7の57.1%、TO4。
ジャズのFTが3/9の33%と寂しいですが、ミッチェルFG4/4のパーフェクトで10得点です!


2Qはコンリー、クラークソン、イングルス、ニヤング、モーガンとスモールでスタートです!
こりゃ面白い試みかと思いましたが、開始1分経たずにナゲッツに5点を献上しジャズがタイムアウトと裏目りました。
素直にモーガンをブラッドリーと交代させ再開、ニヤングのスリーで何とか得点。
開始2分経たずにマレーが早くも18得点目と今日もデンジャラスな匂いがプンプン。
一気にリードを吐き出し、ビハインドへと移行したジャズは耐え時です。
残り9分にミッチェルがコートへ戻りますが、今度はヨキッチのスリーが来るんだなぁ…
ジャズ3分間以上もFGが決まらず、クラークソンが意地のねじ込みで何とか得点。
ところがファウルをもらえないミッチェル、やはり苦労する展開は変わりません。
マレーのショットを食らい残り4分45秒、54-46とジャズ8点ビハインドでタイムアウトを要求です。
ジャズ滞っております、かなりの滞り。
明けてクラークソンのスリー、やっと来た。
しかしミッチェルが得点出来ずにマレーに得点を許す嫌な展開へ。
二桁ビハインドとなった時に決まるイングルスリー、頼もしいありがたい。
ターンオーバーも重なってしまったジャズでしたが、61-56と5点のビハインドで耐え前半終了。


前半のジャズ、FG47.4%、3P8/15の53.3%、TO4。
ナゲッツはFG59.5%、3P7/17の41.2%、TO9。
ナゲッツは2点をしっかり決めて来た印象です。

2Qに4得点と留まったミッチェルは14得点、逆に2Qでギアを上げたマレーは25得点。
ちょっと急ブレーキが掛かったジャズですが、後半に期待するしかありません。


3Qはスターターのラインナップに戻ってスタートです。
お互いショットが決まらずに1分半が過ぎますが、モリスにフリースローを献上してしまいます。
すぐにショットを決めるゴベールに対しスリーをお返しのグラント、点の取り合いに突入する予感。
ミッチェルのスリーが来る!
モリスのショットに対しロイスがスリーをお見舞い、更にミッチェルのスリー!
残り6分28秒、70-69とジャズ1点ビハインドでナゲッツがタイムアウトです。
20得点としたミッチェル、明けてもレイアップで突撃します。
しかしやられたままでは居てくれないナゲッツ、ジャズが追いかける立場は変わりません。
残り3分を切って77-74とジャズ3点ビハインドの局面、
ミッチェル頑張る!頑張れ!
あと少しで並ぶ、という場面で刺さるヨキッチのスリーがたまりません…
そして膠着した状態を崩したのはマレーのスリー、またも2ゴール以上のビハインドを抱えてしまいます。
終わり際にクレイグにフリースローを献上し、88-79とジャズ9点ビハインドで3Q終了です。


ミッチェル27得点、マレー29得点ですがいまいちピリッとしないジャズ。
ラスト12分で流れを引き寄せられるかどうか?


4Qはコンリー、ミッチェル、クラークソン、イングルス、ブラッドリーで開始。
頭からミッチェル登場とスクランブル発進です。
クラークソンが積極的にショットを狙いますがなかなか来ない。
ならばディフェンスを頑張るジャズ、そこからチャンスを模索します。
2分半経ってもお互い得点がないまま進みましたが、
コンリーパパ、渾身のスリー!
そしたら途端にスリーを返して来るマレー、こりゃもうとんでもない子ですわ。
ならばとand1をねじ込むミッチェル、こちらもとんでもなく頼もしい子です!
コンリーがレイアップを沈め、残り7分35秒94-87とジャズ7点ビハインドでナゲッツのタイムアウト。
戻るなりベンチを思い切り蹴り倒すゴベール、そりゃいかんよ…
明けて先に来たのはグラントのスリー、ミッチェルもスリーを返す!
そして恐るべしマレーの強襲、ジャズは二桁のビハインドを抱えてしまいます。
ミッチェルがスリーで反撃と思ったらまたマレーもスリー、39得点やられてます。
残り3分59秒、104-94とジャズ10点ビハインドでナゲッツのタイムアウト…辛い。
明けてマレーとミッチェルがスリーを交換しますが、点差が埋まるわけでもなく。

残り2分、ミッチェル44得点目となるスリーを決めますがビハインドは二桁のまま。
そこにコンリーもスリーで後押ししますが、勝ち負けに近付くような点差にはならず。
残り1分を切ってマレーが50得点目となるスリー、うーんやられた…
ミッチェルもロッカールームに下がる通路で道具に激しく八つ当たり。

暗雲立ち込める1敗となりました。


ミッチェル 44点、6リバウンド、5アシスト、3P9/13
コンリー 21点、6アシスト、5リバウンド、3P4/6
ゴベール 11点、11リバウンド
クラークソン 11点、4リバウンド

マレー 50点、6アシスト、5リバウンド、3P9/12
ヨキッチ 22点、9アシスト

DEN   30 / 31 / 27 / 31 / 119
UTA    36 / 20 / 23 / 28 / 107


Game6ハイライト。

ミッチェル44得点かぁ…

ミッチェルvsマレーというか…

ジャズvsマレーだったような気がする。


2Qから追い上げる立場だったジャズ。
マレーにやられまくった印象が強く残ります。
ミッチェルが44得点でしたが、そんなに取ってたんだ?という感じ。

そして明らかにフラストレーションを溜めているのが目に見えたジャズ。
タイムアウトで戻って来て躊躇なくイスを蹴るくらいですからね。
この閉塞感は実に危なげ。


マレーも50得点を2回記録した本日、もう分からん。
ついに3勝3敗のタイとされてしまいました。
Game7は9月2日(水)となります。


Game2~4と見事な勝ちを見せて来たジャズでしたがここが限界なのか?
驚異的なミッチェルの活躍を見て来ましたし、勝たせてあげたいのですが。
でもそれはマレーも同じですもんね。


これはちょっとなあ…ジャズファンは見たくない光景ですよね。


次回予告・Game7は強い方が勝つ


もはやジャズを信じるしかないでありましょう。

せっかくここまで来たのなら勝たなきゃダメだ!!

体育座りしてGame7を待ちたいと思います。


コーチスナイダーに敬礼。